1: 以下、ニュー速・無印がお送りします 2018/10/31(水) 15:11:44.79 ID:kFnCFY9J0


アングル:南北統一の夢支える朝鮮「壇君神話」とは何か
www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2018/10/223111.php
参考:檀君陵
(平壌市 国宝174号)
それはまるで米人気映画シリーズ「インディ・ジョーンズ」の世界だ。
神秘的な王様たち、古代の墓所、偉大な大義のために伝説の力を制御しようと奮闘する政府支援を
得た考古学者たち──。
分断された朝鮮半島において、南北統一の夢を絶やさないために、静かだが粘り強い役割を
果たしているのが伝説上、4350年以上前に古朝鮮を建国したとされる「壇君」の神話だ。
壇君神話は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が9月、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)
大統領を誘って北朝鮮の白頭山に登頂したときにも登場した。白頭山は壇君の生誕地とされているためだ。
文大統領が平壌で、朝鮮再統一を訴える前例のない演説を行ったときにも、この伝説について言及した。
「われわれは5000年の間、共に暮らしてきた。それに比べ、分断はわずか70年だ」と文大統領は訴えた。
大統領の両親は、現在北朝鮮に属している地の出身だ。
第2次世界大戦が終結した余波を受けて、約70年前に朝鮮半島が分断されて以来、南北間の溝が
広がる中で、韓国国民の多くにとって「南北統一」という考えは、ますます非現実的なものとなっている。
しかし、南北統一を説く上で「壇君神話」は息の長い役割を果たしている。壇君伝説が朝鮮民族を、
共に生きることを運命づけられた同質の集団として描いているからだ、とソウルにある
韓国学中央研究院のJeong Young-Hun教授は指摘する。
「壇君は、朝鮮人が調和と統一の必要性を感じる基盤となっている。壇君は、統一は可能だと考える
根拠となっているのだ」と同教授。
壇君という栄光の王が実在した、あるいは彼が築いたとされる数千年に及ぶ王国「古朝鮮」が
存在したという証拠はほとんどない。
つづく
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